屋根カバー工法
屋根カバー工法
屋根カバー工法では、古い屋根をそのまま残して工事を進めます。防水シートの施工後、新しい屋根材を上から覆いかぶせるように施工するので、葺き替えよりも作業工程が短いのが特徴です。
屋根の傷みが激しくない、下地が傷んでいない、工事費用を安く抑えたい。そのような場合にカバー工法は適しています。ただ、カバー工法で施工された屋根への再カバー工法はできないのでご注意ください。
・工事費用を安く抑えることができる
・葺き替えよりも短期間で施工可
・下地が傷んでいると施工できない
・屋根が二重になるので重くなる
メリットもデメリットもあるのがカバー工法です。屋根工事に精通した業者としっかり打合せし、後悔しないようにしましょう。もちろん、当方へのご相談も大歓迎です。
カバー工法は屋根面がフラットでなければ施工できません。つまり波立った形状の瓦屋根で、カバー工法は行えないということになります。
金属屋根にカバー工法を行うことは技術的には可能ですが、古いトタン屋根だと下地が傷んでいることも多いため、葺き替えが選択肢になります。
築後40年が過ぎている場合、屋根の下地が傷んでいることが多く、カバー工法ができません。下地が傷んでいる場合は葺き替えがベストです。