天井にカビ?雨漏りが起きているときの特徴と対処方法

2023.12.21

長崎県大村市を拠点に、屋根工事・雨漏り修理などを承っております、葵翔瓦(アオトカワラ)です。

雨が降った後に、なんだか室内がかび臭い、と感じたことはないでしょうか。
もしかすると、天井から雨漏りが起きているかもしれません。
天井のクロスが剥がれている、シミができているなどの特徴も見られたら、その可能性は高いです。
カビが生えていたらどうすればいいのでしょうか。

今回は、天井にカビが生えているとき、雨漏りが起きているときの対処方法や特徴について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 天井のカビは雨漏りの可能性が高い

天井にカビを発見した場合、雨漏りが起きている可能性は高いといえるでしょう。
このような特徴が見られるようなら、雨漏りかもしれません。

【雨漏りの特徴】
・天井にシミができている
・カビ臭さがある
・天井が湿っている
・雨の日にシミが広がり、ぽたぽたと音がする

雨漏りというと、水滴が落ちてくるイメージがあります。しかし、自然災害による直接な被害以外だと、すぐに水滴が落ちるほどではなく、じわじわ水が広がる程度のものがほとんどです。
厄介なのはこれが長期化することで、天井のカビに気づいたころには、屋根・天井全体にカビや木材腐朽菌が広がっていることも。
カビは栄養・酸素・温度・水の条件がそろえば成長するため、とくに条件のそろいやすい夏はカビが生えやすいです。
カビが生えている段階だと、個人での修理は難しく、発見次第雨漏りの専門業者に調査を依頼したほうがいいでしょう。

■ 雨漏りはどこから起きる?

天井からの雨漏りは、どこから雨が浸入してくるものなのでしょうか。
一例としてはこのような場所が考えられますが、1か所だけでなく、複数の場所で起こっていることもあります。

【雨漏りの発生源例】
・棟板金
・屋根材の破損した場所
・漆喰の剥がれた場所
・天窓
・谷樋
・下屋根

・棟板金

屋根のてっぺんにある金属製の部材です。
スレート屋根や金属屋根などの頂点に取り付けるもので、これが劣化したり、固定している釘が浮いたりすると、雨漏りにつながります。

・屋根材の破損した場所

台風の飛来物などによって、瓦や屋根材が破損し、雨が浸入しているかもしれません。

・漆喰の剥がれた場所

瓦屋根だと、面戸や鬼瓦などに漆喰が詰めています。
この漆喰が劣化すると、剥がれたり隙間が空いたりするため、雨水が入ってくるでしょう。

・天窓

天窓は雨水が入ってこないよう、シーリングやパッキンなどでサッシ周囲の隙間を埋めていますが、劣化すると細く硬くなり、雨水が入りやすいです。

・谷樋

谷のような取り合いをしている屋根の樋部分を、谷樋といいます。
谷樋は金属製ですが、雨水が集中して流れるため、サビて穴が空くなどの劣化が起きます。

・下屋根

母屋から突き出した屋根を下屋根といいます。
外壁と接続しているほか、雨水を多く受け止めるため、雨漏りが起きやすいです。

■ 天井のカビを発見したときの対処方法

天井のカビを発見しましたら、このように対処してみましょう。

・カビを取る

目に見える範囲で構いませんので、カビを取りましょう。
カビの胞子は、吸い込むとアレルギー性鼻炎をはじめとした健康被害につながるため、できるなら早めに取り除いたほうがいいです。
市販のカビ取り剤や、消毒用エタノールを吹き付けて、乾いた布などで拭き取ってみてください。

なお、塩素系カビ取り剤は漂白するため、クロスによっては色落ちすることもあります。酢でカビを落とす方法もありますが、塩素系カビ取り剤と混ぜると有毒ガスを発生させるため、絶対に併用しないでください。
落ちない場合はあきらめて、補修工事や業者によるカビ取りに任せましょう。

・雨漏りを調査してもらう

雨漏りがどこから起きているのか、雨漏り修理を専門としている業者に調査を依頼しましょう。
雨漏りは原因の特定が難しく、建物や屋根に詳しくない業者が対処すると、再発することが多々あります。
できるだけその道に長く通じた業者や、口コミのある業者を選ぶようにしてみてください。

・補修工事を依頼する

雨漏り修理業者に、補修工事を依頼しましょう。
屋根裏など、見えない場所にもカビが広がっている可能性があるので、カビ取り業者にも相談してみてください。
なお、カビの進行によっては、内装業者によるボード・クロスの張替えが必要なケースもあります。
カビが根深いと再発する可能性が高く、カビ取りをするより張替えしたほうが根絶できます。

■ 長崎県での雨漏り修理は「葵翔瓦」へ!

葵翔瓦(アオトカワラ)は、長崎県(※本土のみ)にて屋根工事・雨漏り修理を承っております。
約30年ほど屋根に関わる工事に携わり、年間120件ほどお客様より工事を任せていただいてまいりました。

雨漏りは住まいの耐久性を落としてしまうため、早期発見と早い段階での対処が重要です。
天井のカビ以外に、長らく屋根を点検してもらっていない、台風の後から天井に違和感がある、というときはお気軽にご相談くださいませ。
小さな修理でも大丈夫です。

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■ まとめ

天井にカビがある場合は、雨漏りが疑われます。
雨漏りは早期発見が重要ですので、見つけた場合は早めに雨漏り修理業者に見てもらうようにしましょう。

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